先日、神在祭に行ってきました。
神在祭
神迎祭の翌日は出雲大社において、大国主大神さまと八百万の神さまのための「神在祭」がご奉仕されます。朝九時からのお祭りですが、早いうちから席が埋まります。
国造さまほか神職が参進し、修祓の後、国造さまの祝詞奏上になりますが、その前に謝恩詞の奏上があります。
これは出雲大社の他のお祭りでもそうなのですが、謝恩詞は参列している全員で読み上げます。また祝詞奏上後には出雲大社の神語が奏上されますが、これも参列者全員で唱えます。
そして、玉串拝礼は神迎祭と同じく、総代さんや来賓の方々だけでなく、出雲大社の分祠、分院、教会、講社の代表者も行い、信徒はその教会長に合わせて拝礼します。一般の方も最後の方に合わせて拝礼します。
このように、出雲大社のお祭りは単に見学しているだけではなく、一緒にお祭りに参加する、つまりお仕えすることができるのです。この神在祭も、単なる観光をされる方よりも神事に真剣に参加したいという方に向いているお祭りなのです。
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