日本には10数種が自生しているそうです。
原種は、青紫色とされていて、花びらにみえるのは「萼」。
本当の花は、中心部分の丸い粒のような部分です。
もともとは、「あずさい」と呼ばれていたとされています。
「あず」は「集まる」、「さ」は真、「い」は「藍(藍色)」の省略形・・・つまり、「真の藍色が集まっている花」といったような意味合いだそうです。
土壌のph(酸性・アルカリ性)によって、あらわれる花色が異なることでおなじみ。
酸性が強いと青みがかり、アルカリ性が強いと赤みがかるそうです。
鎖国時代に長崎に来日した医師・シーボルトが、滞在中の妻「お滝」の名をつけて(オタクサ)、祖国のドイツに紹介したのは有名な話。