創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建されたそうです。
江戸期には柱とする材が調達できず、芯となる槻(つき)を檜板で囲い、鉄釘と銅
輪で締めて柱としました。そのため、創建時に11間(けん、86m)あったが7間
(57m)となったそうです。
現在でも世界最大級の木造建築であるが、往時の壮大さがうかがえます。
毎年、大晦日から元旦に正面唐破風(からはふ)下の観相窓が開かれ、
大仏尊像のお顔を外から拝しながら新年を迎えることができます。
平成24年には大仏殿内、廻廊、霊名所、授与所の照明装置を全てLED化。
消費電力は8分の1、熱や紫外線も殆んど出なくなったそうです。
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